ダメプレイヤーこそ、名監督?(2021.4.28)

宮垣 貴成
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サッカーの名門バイエルンにナーゲルスマン監督が就任する事になった。

まだ33歳である彼は監督という立場で考えると若すぎるといっても良い。

20歳で現役を引退した彼はスカウトを得てから指導者となり、若くして監督へと。チームをドイツ王者、弱小球団の残留、チャンピオンリーグ進出と輝かしい成績を出し続ける世界最高峰の監督だと思っている。

「名プレーヤーが名監督とは限らない」はスポーツにおいて必ず言われる事であるが、日本ではまだ名プレーヤーが監督をする傾向にある。

「自分が出来なければ他人に教えられない」「自分が出来ない事を他人に言うな」と言う方が日本には多く、教えられる方も出来ない人に言われたくない。と思うからであろう。

出来る人が教えるのが上手いとは限らない、

寧ろ出来ない人の方が工夫を重ねて行動している。

そういった観点で言えば、ダメプレーヤーが毎日工夫してきた内容の方が現役にも必要なのかもしれない。

監督業に年齢や現役時代は関係ない事を世界に証明し続ける同監督。仕事でも一緒だと・・思いたい。

(宮垣)

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