言語のオモシロサ(2021.5.4)

池野 晃
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私は人の考え方や使う言葉のチョイスを観察するのが好きで、当たり前に使う言葉は、言語のチョイスを変えるだけで、受取手に届いた時の言葉の浸透力は違う。

また同じ言語を使っても人によって、深さと重みの違いがあり、それは更に受取手への浸透力の促進剤に変わるのだ。それがまた面白いと私は思う。

先日、BBQを親族でしている時に価値観について話していた。

オンランでゲームは買うがパチンコでお金を使うのはどうか?と思うAさん。

日々10円でも安く買い物はするが、パチンコは勿体ないと思わないBさん。

オンランマンガで1万円を使うCさんが「そんなに日々の節約をして、パチンコ代に1000円入れるのは平気なのか?」とBさんに聞いた時、「誰がグッバイと思って、台にお金を入れるねん。倍になってこい!と思って入れるねん!パチンコは使っても返ってくる可能性があるからな!」とBさんは言った。

Bさんいわゆる、鬼の引きを持ったパチンコが強い人だ。

Bさんは言う。
「オンランで買っても物に残らないし、他の人が共有する事も、売る事も出来ない。でも、パチンコは、お金が増える可能性があるからな!」と言った時。言葉の重みに一瞬その場にいた皆が、納得した。

それぐらいパチンコが強いのだ。

私はこのタイミングで「グッバイ」と「倍」を使うBさんにツボり、パチンコをする事を正論化し、力説する事で、一瞬でもこのくだらない話しに納得した人がいた事が面白かった。

くだらない例えですが、グダらないと思うか?思わないか?どう捉えるかは、あなた次第です。

(池野)

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